小児科の減少が止まらない

昨今、小児科の減少が問題となっています。 まず、小児科の患者は当然ながら子供ですから、「注射が怖くて泣いてしまう」「入院中も動き回りがち」などの問題から、非常に手間がかかります。 また、入院患者を診るためには保育士なども置かなければなりませんが、それは診療報酬の対象とならないため、病院が負担せざるをえません。 つまり、患者のために頑張ろうとするほど、コストがかさんでしまうという状況になっているのです。 そうなると、志望する人が少なくなるのは当然といえます。 実際、医師の数自体は年々増えているものの、小児科医は年々減っていっています。 とはいえ、昨今は少子化により子供の数も減っていますから、一見するとバランスがとれているようにも思えますが、「夜中に子供の具合が急に悪くなった」ということは起こりえますし、そういった時に診察できる人がいないと取り返しのつかないことになるおそれもあるので、やはり何らかの形で減少を食い止める策は必要といえます。